Best Makeup From Runways
Trends from runways
2025年春夏コレクションのランウェイを飾ったメイクアップは、色鮮やかに個性をデザインするというよりも、ミニマルにひとりひとりのキャラクターを表現するという発想が主流。といっても決して地味で控えめなのではない。
ポイントに強さを持たせて、ソフトパワーにあふれたファッションと均衡を保つ。と同時に生まれる抜け感が、フレッシュな生命力を漂わせるカギになる。
今季さまざまなメゾンで見られたのが、メタリックカラーのポイント使い。ロエベのように大胆にまぶたを飾ったり、ミュウミュウのように目頭のコーナーやキュービッドボウに効かせたり。光のアクセントは不可欠。
ボリュームたっぷりのまつ毛も、強さのある服とバランスを取るのに有効なアクセント。つけまつ毛でシアトリカルに見せたり、カラーマスカラでポップに仕上げたり。彩るのはまぶたかまつ毛、どちらか一方が鉄則。
眉で個性を表現するなら、今季は「太いか、細いか」ではなく「いかに大胆か」がポイント。毛量のある人なら毛流れを立ててハンサム眉に、薄眉の人はマルニに登場したディートリヒのようなアーチ眉にトライ。
フェイスに見られたメタリックアクセントは指先にもリピート。ラバンヌでは服に用いたメタリック素材に合わせて、ゴールドまたはシルバーのハイライトを目元や鼻筋などに効かせ、指先も同色で光沢仕上げ。
現代のライフスタイルとマッチしたシンプルでミニマルな肌作りは、今季も継続。過度なツヤや補正を加えることなく、潤いに満ちたヘルシーグロウな肌を主役に、ほかには何も足さないルックが数多く登場。
今季のトレンドキーワードのひとつ「ユーティリティ」をメイクアップに求めるなら“血色メイク”だろう。マルチユースのクリームやリキッドで頬の高い部分から鼻骨、目の下、あご先、唇を彩るだけで完成。
何かお探しでしょうか？
資生堂プロフェッショナルの商品をお探しの方、取り扱いサロンをお探しの方、商品のお問い合わせなどはこちらから。