Men's Fashion Trends
Trends from runways
メンズとウィメンズの合同ショーが増える中、誰もが自由に楽しめる普遍的なアイテムがますます増加。
スーツ、デニム、ワークウェアなどの実用的なワードローブを、いかに新鮮に着こなすかが今シーズンらしさの分かれ目に。
ラグジュアリーブランドをラグジュアリー足らしめる、極上のテーラリングと素材使いにも再びスポットが当たっている。
ビジネススーツとしても通用するエレガントなテーラリング。ミニマルでスリムなプラダ、ダブルブレストでドレッシーなサンローラン、ダンディなカウボーイ風のルイ・ヴィトンまで、決して無難には見せないスタイリングが勝負どころ。
AIを駆使しても、人の手が入らないクリエイションはきっと行き詰まる。そんな気づきを誘う未来志向のショーが続々。バレンシアガは全方位スキのない没入空間の中で、接着テープで繋げたような服など、即興的な手仕事を際立たせて見せた。
きれいめスーツの人気上昇に伴って見直したいのが、合わせるシャツとネクタイ。着こなしのルールを踏まえた上でのどこかアンバランスなスタイリングの違和感に、パンクなマインドを感じる。プラダのネクタイやベルトの使い方をチェック。
フリンジやアップリケ、ポンチョにジーンズ、カウボーイブーツ、テンガロンハットなど、直球のウエスタンスタイルがリバイバル。牽引するのは、ファレル・ウィリアムスが手がけるルイ・ヴィトンだ。取り入れやすいアクセサリーも充実。
ロングブーツが堂々復活。バイカーブーツ、乗馬ブーツ、スエードブーツ、ラバーブーツまで多種多様に揃う中、とりわけ存在感を放ったのがサイハイブーツだ。来たる秋冬のコーディネートの要として、ジェンダーレスに注目度が高いアイテム。
デニム自体、真新しいものではないが、今季はスーツやブラウス、アウターまで、デニム素材で表現する服のバリエーションが拡大。ケンゾーのように全身デニムでまとめるスタイルもあり、ジェンダーを超えて楽しめそうなアイテムが多数登場。
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